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「朋」のコンサート

先週の日曜日、西船橋の「ALKAS」で行われた「アンサンブル朋」のサロンコンサートを聞きに行ってきました。

アンサンブル「朋」のメンバー、チェンバロの外川陽子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバの森川麻子さんは二人とも桐朋学園大学の付属高校、略して「音高」時代から寮生活も一緒にした友人同士。まさに「朋(とも)」のアンサンブルです。

 

 プログラムはクープランの「王宮のコンセール」プレリュードに始まり、クレランボーのチェンバロソロ、フラウト・トラヴェルソの菊池奏絵さんが客演で加わってボワモルティエのトリオソナタ、ほかにもラモーやダングルベール、マラン・マレなど18世紀にパリで活躍した作曲家の作品が並びます。コンサートのテーマは「パリの人気者」でした。まさにその通り!

 

 

 

演奏は…美しかった。本当にしっとりと、美しい時間を過ごしました…はぁ~。

 

 実は二人とも私の大学時代の同級生。森川麻子さん(麻子)は同じ古楽器科、外川陽子さん(まこちゃん)はピアノ科から途中古楽器科(チェンバロ専攻)に転科したので卒業のタイミングは違ったけど、若き悩み多き時代を一緒に過ごしました。卒業後はそれぞれにそれぞれの現場で(?)頑張ってきて、疎遠な時期もあったけど、またこうやって一緒に演奏するのを聴けるなんて。しかも極上の!

 

 長い人生、いろいろあるけど、私たち音楽に出会えてよかったね。

音楽を友としての「朋」つながりをまた大切に育てていきたいな~。そんな思いでほっこりと胸を温めて帰りました。

 

写真は左からチェンバロ 外川陽子さん フラウト・トラヴェルソ 菊池奏絵さん ヴィオラ・ダ・ガンバ 森川麻子さん 

 

後ろは島口孝仁さん作のうっつくしい~!チェンバロ。弾き手がいいからだけど、ホントにきれいな音でした。

 

 

HPはこちら。 アンサンブル朋  森川麻子