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第18回Love Recorderの発表会

 先週木曜日、10月17日午後1時半から4時半まで、横浜市鶴見区民文化センターサルビアホール音楽ホールで私の教室「Love Recorder」の18回目の発表会をしました。参加された生徒さんはもとより、聞きに来てくださった皆様と素晴らしいホールの響きのおかげで充実した発表会となりました。ありがとうございました!

 発表会では普段のレッスンではわからない皆さんの底力(?)が見えて驚くこともしばしば。

 

 ヘンデルのソナタを吹いたOさま、舞台に上がって最初のチューニングをしたらなんか音がおかしい…楽器を間違えたのです。

「先生!やっちゃった!」と言いながら走ってくるOさん。「これなら大丈夫!」と楽屋から違う楽器を持って走り、また舞台へ。

でも再び、おかしい!

そう、OさんはA=415のバロックピッチの楽器で吹くはずが、2回とも440のモダンピッチの楽器を持って行ってしまったのです。しかも自分のではない。

 

 「じゃあOさんの楽器はどこにあるの?そもそも今持ってったのは誰の~?」と、裏で私たちは大騒ぎ。調律師さんのそばに置いてあるのを発見し、私の415の楽器と背比べして確認、また走ってきたOさんに「これなら大丈夫!」と渡しました。

 

 演奏前にこんなにドタバタして、ずっと走っていたOさん。息が上がってしまうんじゃないか…とハラハラしましたが、そのあと落ち着いて見事な演奏をされました。はぁ~。

 

 もちろん、レッスンの時のほうがうまくいってたのに…という生徒さんもいると思います。人前で演奏をすることはとても勇気のいること。でも自分を解放する良い機会でもあります。また、普段見えない生徒さんたちの、解放された姿を見せていただきたいです。19回目もやりますよ。奮ってご参加くださいね!